2011/09/05

内閣府による「困難を有する子ども・若者の相談業務に携わる民間団体職員研修」にて家族会の話をします

内閣府では、青少年育成の施策の中で、困難を有する子ども・若者を支援する地域のネットワーク整備に取り組んでいる。

不登校やひきこもりの子どもたちは、この困難を有する子どもや若者に該当する。
ひきこもりは、内閣府の推計では、全国に約70万人いるとも言われている。

私は、この数字に”4倍の法則”という名のもとに、4倍をかけて、280万人ほどの人がひきこもりのことで悩み、苦しんでいると思っている。

ひきこもりの本人だけでなく、その母、その父、その兄弟は、ひきこもりの家族を抱えていることで、孤独や誰にも言えない悩みを抱えている。

私がここ数年取り組んでいる不登校やひきこもりの子を抱えた家族会は、そんな家族の孤独や悩みを癒し、家族が成長するための場所である。

ところで、この家族会の運営やすすめ方を、内閣府が主催する「困難を有する子ども・若者の相談業務に携わる民間団体職員研修」で講習することになった。

聞き手は、支援者。どんな内容にするかは、まだ詳細を決めていないが、この研修会は民間団体で不登校やひきこもりの支援をしている職員が無料で参加できるとのことである。開催地東京までの交通費や宿泊費も政府が負担するとのことであるから、政府がどれだけ力を入れているかがわかる。

関係するNPOの職員の方など、是非、参加してみてはどうだろうか。
なお、申し込み開始は本日から、定員になり次第締め切りとのことである。

http://www8.cao.go.jp/youth/bosyu/soudan/bosyu-6.html