2012/01/30

親が変わればひきこもりは回復する


福岡楠の会2012年1月号エッセイ 四戸智昭

○親が変わるためのグループミーティング
 「親が変わればひきこもりは回復する」これは、真実である。実際、楠の会のグループミーティングに参加する親たちの中に、子のひきこもりが回復した話を、この1年ほどで数えるだけで数件出てきている。

 これは、マジックでも何でもない。私は、嗜癖行動学に裏付けされた集団精神療法を実践しているだけである。この効果については、お国も気がついていただけたようで、私は「親が変わるためのグループミーティング」について、2月に内閣府で講演することになっている。
 とはいえ、この会報の読者の中には、なかなか楠の会の例会グループミーティングに参加出来ない環境にある方もいることであろう。そういう方は、インターネットを利用していただくと良い。
 私は、ひきもりや不登校、その他嗜癖(依存)問題を抱えた人たちのために、Webサイトを運営している。ここには、家族のこと、夫婦仲のことで困っている人たちのメールも寄せられる。
 子の物語ではなく、自分の物語を書くのである。私はあなたが真剣に書くのなら、真剣な読み手になる。このやり取りだけでも、グループミーティングに匹敵する力がある。


●四戸智昭嗜癖行動学研究室@21世紀家族研究所

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●四戸智昭Twitter

また、ひきこもりや不登校からの回復のために書いたエッセイは、以下のブログからもお読みいただける。

●四戸智昭嗜癖行動学研究室@21世紀家族研究所BLOG

 あなたが本当に変わりたいと願うなら、回復のための様々な入口が用意されている。必要なのは、あなたが本当に変わりたいと願っているのかである。あなたからの真剣なメールは私はいつでも待っています。