2020/06/13

コロナでなかなか学校の課題が終らない君へ

時折、不安になってどうしようもなくなってしまう。いわゆる、feeling blueというヤツだ。

多くの人が、課題が出来てないとか、学校でイヤな事があったとか、親とケンカしたからと考えてしまいがちだが、 その一番の原因は実は「寝不足」だったりする。

人は、寝ている間に、今日一日起きたことを整理する作業をしている。
例えば数学で学んだこと、友だちに挨拶出来ずに戸惑ったこと、昼食が美味しかったこと、これらを過去に起きた事として、夢を見ながら整理するわけだ。

整理する時間が短いと、整理出来なかった出来事の情報は、置いてきぼりになる。数日寝不足が続いただけで、この置いてきぼり情報は、ゴミの山のように大きくなってしまう。

ゴミの山の情報が、楽しいハワイ旅行とか、楽しい四国旅行の思い出なら、何とか1週間ぐらいは、不安にならずに楽しむことが出来る。

でも、その山が数学の課題が終わらないという不安なら、どうなるだろう。

起きていても、その山があなたに取り憑いて、離れなくなる。取り憑いて離れないとは、いつもその事が忘れられないという状態だ。

いつも、その事が頭から離れなくなって、日常生活が送れなくなる状態を、専門的には、アディクション(嗜癖)と言う。いわゆる依存症というヤツだ。

数学の課題が終わらなくて、その事で不安になり続ける状態なら、それはさしずめ「数学課題不進行不安アディクション」と呼べるだろう。

この不安依存症を治す方法は、課題を終わらせてしまうか、よく寝て情報の山を整理することだ。

生きている以上は、課題は毎日やってくる。
髪を切るのも、神様から与えられた今日の課題だ。

まずは今日一日、今日やれる事を、自分のペースでこなす。
一日が終わったら、眠って不安の山を整理する。

そうすれば、天気が悪くても、必ず清々しい朝がやってくる。



四戸智昭

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