2012/10/06

セルフ・ヘルプフォーラム2012 in 北九州で講演をします


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○ 特別講演
「私たちは今日も生き延びるためにアディクションしていますー必要があっての依存症とアディクション概念―」

(講師)                    
 福岡県立大学大学院准教授
  四戸(しのへ) 智昭
人は、必要があって何かに依存(嗜癖(しへき);アディクション何にも嗜癖をしないで生活を営む人は全くいません。誰もが、何かに嗜癖しながら今日も生き延びているのです。
嗜癖行動(薬物依存やアルコール依存、摂食障害、ネット依存など)をとる人たちは、特別な人たちではなく、その必要があって嗜癖行動を行っています。彼(彼女)たちが、今日も活き活きと生活していくためには、周囲の人たちの理解が何よりも重要です。医療だけでなく、福祉や地域活動など、様々な分野の取り組みが彼(彼女)たちを救う手立てになります。そして、それは、結局、私たちの生き方を支えることにもなります。この現代的な課題を一緒に考えてみませんか。