2012/10/29

平成24年度 長崎県県央保健所 不登校・ひきこもり講演会

 ひきこもりで悩んでおられるご家族やひきこもりの問題に関心がある方を対象に、「不登校・ひきこもり講演会」を開催します。また、ひきこもり家族の集いと当事者の集いの活動紹介も行います。お気軽にご参加ください。


12/18(火)13:00~16:15(受付12:30~)
会 場:ながさき看護センター(諫早市永昌町23-6)


「不登校・ひきこもりとその家族~課題解決のために家族に知って欲しいこと、学校に支援してほしいこと~」

講師:福岡県立大学大学院 准教授 四戸智昭

 私の専門の嗜癖(しへき)行動学という学問(アディクション:アルコール依存、ショッピング依存、ネット依存などの各種の依存症を対象とするもの)の視点から、不登校やひきこもりの当事者をみていくと、不登校やひきこもりは単なる怠けではなく、彼らにとって生き延びていくために必要な行動と言えます。この課題の解決には、当事者へのアプローチだけでなく、当事者家族に知って欲しい重要なことがあります。また同じく、この課題の解決には当事者家族を支える人達の理解と適切な支援が重要です。
 当日は、不登校・ひきこもりという課題についてアディクションアプローチという方法で一緒に考えてみたいと思っています。