2011/04/25

4月の家族交流会

福岡県立大学の不登校・ひきこもりサポートセンターでは、毎月第四土曜日の14:00~16:00の間、不登校やひきこもりの子を抱えた親のための自助グループを実施しています。(参加費無料)

この会は、家族交流会と呼ばれる会で、参加者たちは、思い思いの気持ちをここで吐露していきます。

会の重要なルールは、
言いっぱなし、聞きっぱなし。
誰かから説教を受けるのでは?と思ってしまうと、本音が語れなくなってしまいます。ここでは、どんなことを話しても、誰もが受け入れてくれます。そうすることで、悩んでいるのは、「自分だけではない」仲間がいるという安心感を持つことができます。

次のルールは、
ここで話したことは、ここに置いていくというルール。
とてもプライベートなお話をされる方もいらっしゃいますから、守秘義務を徹底しています。これも、このミーティングの場所を安心出来る場所にするための重要なお約束。

今回は、5名の参加者。新しい方も2名いらっしゃいました。「子どもの変化ではなく、私(親)が変化することがとても大切なこと」という参加者のコメントが多かったように感じました。
日々、自分が変わるための具体的課題設定がこれからの目標かもしれません。

【会の終わりのミニレクチャーから】
今回は、自分が変わるという意味について、お話ししました。
「不登校の子が変わることを求めるのではなく、その子の親が自分で気づいていない”暮らしの中の繰り返しパターン”を自覚して、それを変えようとするとき、親であるあなたが変わり、そして家族が変わり始めます。」
というテーマで、具体的な事例をあげて紹介しました。


ご興味のある方は、次回の家族交流会に是非ご参加ください。
次回は、5/28(土)14:00~16:00です。
場所は、福岡県立大学1号館 不登校・ひきこもりサポートセンター
不登校・ひきこもりサポートセンター入り口



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